ニキビの原因として、アルコールが関わっていることがあります。
アルコールがニキビの原因になる理由の一つが、中性脂肪の問題です。
アルコールを多く飲むと、どうしても血中の中性脂肪が増加します。
血中に増えた中性脂肪は、筋肉で利用されたり、皮下脂肪にうまく蓄えられないと、皮脂腺に強く作用し、刺激されて大きくなった皮脂腺が、ニキビの引き金になってしまいます。
また、アルコールの量が過ぎると、体の「免疫力」が落ちて、ニキビができやすくなります。
さらに、アルコールは、毛細血管を拡張させますので、皮脂腺の働きが活発になり、ニキビの原因になるのです。
アルコールがニキビの原因になるもう一つの理由は、アルコールを飲みすぎると、胃の働きが低下することです。
胃の働きが低下すると、食べ物の毒素が十分に殺菌、解毒されないまま体内へ吸収されてしまい、これがニキビにとってよくないのです。
また、アルコールそのものがニキビの原因とならなくても、お酒をよく飲む人は、寝不足や熟睡できないなど別の理由で、ニキビを悪化させることがあります。
ニキビの発生やニキビの悪化を防ぐためには、ストレス解消とばかりに深酒しないことが必要といえます。